今回はエアプランツの置き場所についてです。
さて、エアプランツ=チランジアが
育っている場所は
どんな場所だったでしょうか?
高山地帯や南米など日中は比較的暖かく
ほどよい日陰があり、風通しが良く
乾燥しやすい場所。
夜は気温が下がり
霧などにより湿気が多い場所。
そう それがきっと答えです。
その環境に近づけてあげれば
きっとうまく育つでしょう。
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・・・・・と、頭でわかっていても
なかなかその環境、難しいですよね。
素敵な温室を持っているかたや
設備を備えた立派な部屋があれば別ですが。
今回はあくまで一般家庭での置き場所について
書きたいと思います。
また、ここ北国、北海道や寒い地域での
育て方についても書いていきたいと思います。
①直射日光の当たらない場所
直射日光が当たりすぎると
植物本体が乾燥しすぎ
また、葉が焼けてしまう等の可能性が有ります。
だからといって日光が当たらないのは
成長の妨げになりますので
半日陰ができる場所などがオススメです。
(日光がなくても育つことは育ちますが成長に差がでます)
そのため、夏場は木の下や
程よい日陰になる場所や
すだれなどを使って
日陰を作ってあげるのがよいでしょう。
室内の場合はレース越しのカーテンなどの光を当ててあげればよいです。
また、ここ北国の冬については日照時間も短く、曇っていることが多いため
午前中だけ窓越しに光があたっている程度なら問題ないと思います。
②寒すぎない場所
チランジアは夜は気温が下がる場所に自生しているといっても
北国のようにマイナス気温にはなりません。
そのため、冬が近づいたら
室内にいれましょう。
最低でも10度を切らないように管理しましょう。
(20度前後あるのが理想です)
(種類によっては、もう少し耐寒性のあるものもありますが)
そのため窓辺や、玄関に置くのは寒すぎるのでやめたほうがいいです。
また、北国については家の中は常に暖房が入っていることが多いと思うので
窓辺や玄関以外であれば
室内なら特に問題はないと思います。
(だからといってストーブの近くは暑すぎて乾燥するので厳禁ですよ!)
③風通しのいい場所
風通しがなぜ必要かというと、水をあげたあとに
いつまでも濡れていると、株が蒸れて腐ってしまう可能性が高いからです。
そのため、水やり後に適度に乾く環境が必要です。
野外であれば問題は特にありませんが、室内で育てている場合は
サーキュレーターなどで優しい風を少し当ててあげるのがいいと思います。
(微風で大丈夫です。)
まちがっても扇風機の強風や、ドライヤー、エアコンの風などは
直接当てないでください。水を吸収する暇もなく、また乾きすぎてしまします。
※といっても、冬や暖房で部屋が乾燥している状態であれば風などなくても
十分に乾く環境ではあるので、北国ではそこまで気にしなくてもいいかもしれません。
④適度な湿気と乾燥を繰り返す環境。
エアプランツは暗くなる夜に
気孔が開いて水分を吸収します。
そのため、水やりも夕方夜がいいとされています。
日中は気孔を閉じ、乾燥に耐えています。
濡れたままの状態で日中日の光が当たると、
蒸発により株が蒸れてしまいます。
そうなるとあっという間に
やられてしまう事があります。
そのため、理想形は夜は濡れていて
朝にはきちんと乾いている。
そんな状態がいいと思います。
⑤何かにくっつける
エアプランツは確かに土はいらないのですが
状態がいいと根が伸びてきます。
そしてその根は木の枝に着生したりして
本体を固定する働きがあります。
(もちろん根なので、水や養分を多少吸ったりもしていますが、、、
殆ど意味をなしていないと思います。)
そのため、何かに固定してあげると
エアプランツも安心するのか
成長や、状態が安定します。
また、何かに固定したほうが水やりの時など、
直接手で触らなくていいのでオススメです。
(刺激があると植物も落ち着かないため)
こちらに着生ついては、また別途ご紹介したいと思います。
次回は水やりについてです。
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